赤坂人形

野口紘一

「ててっぽっぽ」

ちっごの音色、土笛のぬくもり。


「ててっぽっぽ」とは不器用な人という意味。
人形には、手足が出ていないので、そう呼ばれてい
るのかもしれない。素朴さをだすため、型を合わせ
る時にできる耳をわざわざ残すという野口さん。
野口家は、江戸末期ごろから代々赤坂人形を作って
いて、野口さんで5代目。現在市内で赤坂人形をつ
くっているのは野口さんただ1人。


問い合わせ  住所  筑後市蔵数563
       電話  0942-52-4217